従来別のパッケージ製品を用いて版下を 出力していた縦書きの目録について、自社システムからシームレスに出力できるようにするため、在庫管理システムの再構築に併せて新規に構築いたしました。
取り扱う商品が古書という事もあり、縦書きの段組みや第三水準の漢字への対応、Windows10へのアップデートで発生するMSゴシックフォントの不具合など、解消しなければならないハードルは多数ありました。
特に縦書きの段組みでは、グループヘッダー/フッターや詳細セクションの高さや位置をコンテンツ文字数に応じて、論理上の1cm=567twip(レポートのピクセル単位)として動的に制御する事で目的の構成を実現しました。
お客様にとって目録は大事な営業ツールであり、商品をアピールするために必要な在庫情報はかなり考えて編集されていた事から、ご要望を実現できた事は大きな成果と考えています。